秋のベイトパターンでは、スイッチの入るタイミングと、
そのタイミングを逃さないことが重要だ。
しかし、そのスイッチはいつ入るか判らない。
それを、ひたすらに待ち続けることは簡単ではない。
中層のベイトボールで起こるスイッチは、
表層のAGAボイルのように目視できない分難しい。
それは、雲を掴むような状況であり、
そういった状況では、集中し続けることも難しい。
だから、雲を掴むような状況から、雲を払いのける。
それが、「スイッチを意図的に入れる」ということだ。
「スイッチを入れる」ことで重要な点は、
「ルアーでは、スイッチは入らない」ということを前提にすることだ。
ルアーそのものでスイッチを入れようとしないこと。
つまり、ベイトフィッシュにその役目を与えることだ。